活動日誌【2018(平成30)年7月】

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7月31日 友部やまびこ 女性がんコーナー開設のアンケート作成。
 国立がん研究センターがん対策情報センターによると、日本人のがん罹患率は1980年代以降増加し続けております。その中で、女性がんと言われる乳がん、子宮がん、卵巣がんも増加傾向にあり、2017年のがん統計予測を見ますと、女性がん(乳がん、子宮がん、卵巣がん)の罹患数は、女性が罹る全がん数の、4分の1強<29.1%>と報じられています。 
 がん患者としての女性が抱える問題は、多岐にわたり、繊細な課題を多数含みます。がんサロン友部やまびこは、4年前から当院内に開設され、がん患者・家族と共に歩んでまいりました。この度、女性特有の問題に対処していくために、女性のがんサロン(レディースがんカフェ 仮称)開催について、検討しております。つきまして、女性のがんサロン開設に関する皆様のご意見を伺いたいと思いますので、以下のアンケートにご協力ください。
項目:
ア)サロン開設(当病院内)した場合、参加しますか
イ) サロン開催頻度は、下記のどれが適当ですか
ウ)開催時間は何時頃が良いですか
エ) 1回の開催時間は何時間が適当ですか
オ)サロンの内容ですが、どんなことを期待しますか(複数可)
カ)開催運営に世話役として参加できますか
キ)女性のがんに特化したサロンですが、男性の参加も可能としますか
ク) その他、ご意見・ご提案がありましたら記載ください

7月26日(木) がんサロンハマナス例会。新規者3名、リピーター1名。院内チラシと放送で参加を決意したとのこと。患者さんの方は酸素ボンベを引いてきた。入院加療中とのこと。現在、抗がん剤治療中。副作用強し。50代で開業し、会社経営中。がん告知を、当初、受け入れられず、大葛藤。遅い帰宅に、奥様、不安と焦燥感を抱く。帰宅したご主人は笑顔で、がん告知を伝えた。奥様の第一声は、会社の後始末を早急にしてほしいとのこと。さすが、元看護師さん、旦那さんの気持ちを察しつつも、従業員家族の心配に思いをはせていた。奥様は仕事のことは全く分からないが、今後関わらなければならないだろうと話す。旦那さんの話しぶりに、奥様への心遣いも見え、最善を尽くし、がんとの共存を図りたい意向を示した。
 勉強会は、MSWの中山さんが再登場。今回は、院内食事代が再値上げで、当初の260円が460円に値上げ。根拠は国の医療費抑制のためとのこと。ただし、患者の年収によって猶予もあるとのこと。
文責佐藤

7月17日(火)  がんサロンしろやまざくら開設5周年セレモニーが水戸医療センターの2F 研修センターで開催された。
 11:00から会場設営開始、12:00患者教室に戻り、中食と懇談、そのまま近況報告会。2年前や昨年9月に参加された方々も加わった。
 14:00 セレモニー開会。院長の挨拶、引き続き、県のがん対策推進室の土信田室長が挨拶。次いで、当会しろやまざくらの代表世話人が、当サロンの5年の歩みを資料(水戸医療センターがん患者サロンしろやまざくらの5年間の歩み:当該資料希望者は連絡ください)に基づいて披露した。資料からは、会の形づくりの経過やサロン参加者の着実な成長が読み取れた。種々のイベントの講話や勉強会では、水戸医療センターの名誉院長、院長、副院長、看護部長等の多大なご協力を頂いたことが読み取れる。植木名誉院長の記念講演は「がん治療の過去・現・未来」と題し、がん治療の歩みが紹介された。
 後半は、アトラクションタイム:水戸医療センターの男性医師4名による、バイオリン、ビオラ、チェロ、フルートの演奏。ユーモレスクのクラシックから、花は咲く、の身近な曲を格調高く奏でてくれた。退院調整の看護師さん6名は、速成のグループを作り、特訓して参加、海、七夕さま、バラが咲いたを演奏、参加者が合唱した。独唱は男女二人の長老が、それぞれ自慢の喉を披露。最後に、音楽ボランティア「ローサス」が、フルート、ギター、打楽器等を用い「上を向いて歩こう」や「高校三年生」等を6曲演奏し、会場の皆さんが唱和した。
 準備時間を含め6時間長丁場で疲れたが、当サロン開催歴で最大の参加者48名を巻き込み、素晴らしい5周年セレモニーになりました。皆さま、有難うございました。
7月12日 昨日、笠間市の中学校で、今年最初のがんの授業を行いました。授業時間は二コマで、5時限目に「中学生から始めるがん予防」と題し、県立中央病院消化器内科部長天貝医師が、がんの基礎と禁煙啓発の講義を行いました。事前のアンケートに添ったがんの基礎の話は、、統計学から発がん誘因因子、ウイルスなどの説明、治療法の紹介、予防などをわかりやすく解説、後半は県内で9年間続けているたばこの害と禁煙の勧めの講話でした。6時限は考える会のメンバーが、事前アンケートの報告から始まり、体験発表に移りました。胃を全摘した患者さんは、がんを受け入れるまでの苦悩や家族との話し合いの様子を丁寧にとつとつと語ってくれました。次いで、私の方から、患者体験者の発表を受け、50年前の父の闘病と医療現場における患者の位置、さらに大切な人を失った母のグリーフの様子を紹介、患者・家族への支えの大切さをを現在の医療と比較して語り、最後に、中学生でもできる患者家族への支援は、傾聴とそっと背中をさすってやることですと述べて、結びました。帰宅後、校長先生からお礼の電話を頂き、加えて来年の講義の約束も頂きました。
7月2日 友部やまびこ7月例会。勉強会のテーマのせいか、大腸がん患者の方が3名参加。寛解に達した方、治療後半年で経過観察の方、抗がん剤で病巣縮小中の方が来られ、それぞれの現状からの不安や心配を語ってくれました。患者と医療者の思いの違いの大きさに、改めて気づかされました。寛解後の自己観察への不安や、抗がん剤投与回数の低減への心配、遠距離通院の費用や不便に対するサポートの不徹底。サロンならではの話し合いが2時間続きました同席した医療者は何を思う。

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