活動日誌【2019(平成31)年3月】

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 3月8日、地域がんサロン虹の例会が開かれた。14時15分前に着いたのに、室内は参加者で一杯。机やいすが足りず、病院から借り出していた。どうしたのかと思ったら、今日の勉強会テーマ「尿漏れ」についての講演がお目当てとのこと。講師は、水戸医療センター泌尿器の男性看護師。出前事業で地域サロンまで出張。スライドを使った尿漏れのメカニズムの説明や対策と予防などについて、丁寧に話をした。参加者は、ほとんど女性だけだったが、皆さん真剣に聞いていた。やはり、切実な思いがあるのか、講演終了後は納得の顔つき。敷居の高い国立病院の医療者が市井に降りて解説講義をするのは有意義だと痛感した。
 3月4日、友部やまびこ例会。12:50、研修棟会議室に到着。世話役のKさん、MSW馬込さん、なぜかHさんが来ていた。早速、テーブルを配置換えして、サロン形式に治す。そこへ、患者さんと遺族それからサポーターも参加。今日の勉強会の講師荒木眞裕医師が到着。早速勉強会から例会開始。本来は、吉見医師のはずが「体調不良?」で、その代打とのこと。消化器内科部長(肝胆膵担当)で日常は内視鏡を駆使した治療を行っている。 講義内容は、肝臓、門脈の概論から入り、本題の「肝がん」に話が進んだ。肝がんは大別して、原発性肝がんと転移などによる続発性肝がんがあり、原発性肝がんの90%は肝細胞がんである。肝がんの発症は、肝炎→肝硬変→肝がんの順で進行し、途中症状が余りなく、逆行もないとのこと。それ故、治療も難しく、病巣切除も過剰になると生命を脅かすようだ。診断は、CT画像で、造影剤が退色する傾向から判定しているらしい。治療は切除、動脈閉塞術、ラジオ波焼灼療法・エタノール注入療法が3大療法と呼ばれ、そのほか陽子線療法、化学療法などがある。ラジオ波焼灼療法はの選択の基本は、病巣径3㎝以下、病巣3個以下となっていると話した。30分と言う短時間の講義であったが、簡潔明瞭で聴きがいのある口演だった。
 引き続き、近況報告会に入り、患者さんの心配事を傾聴。胆管がんの進行はないが、食物の嚥下が困難。食道下部の通過で痛みが走り、毎食に苦労。最近はお粥や既成の流動食を長時間変えて摂食していると話した。

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